G2ジオメトリーの開発の目的は、低速でのハンドリング向上だった。上りと下りの走行性能、そして高速での操舵性能に関しては、初代ジェネシスジオメトリーですでに完成していたといえるので、G2ジオメトリーで高めたい性能はひとつ — タイトなシングルトラックとテクニカルの上りでのハンドリングであった。
これを実現したのが、オフセット量を増やした新型フォークで、これによって減少したトレイル量が、すでに高いレベルにあったジェネシスジオメトリーのハンドリング特性を変えることなく、素早いハンドルさばきを可能にした。オフセット量が増加した一方で、ハンドルバーリーチは短くなっているため、フロントホイールへのライダー体重のかかり具合が、これまで以上に絶妙に仕上がっている。