
レースのスタートラインで、29erの姿がますます目につくようになってきている。スバル・ゲイリー・フィッシャーバイクチームは、チームとして29erプラットフォームを採用しているし、メンバーのうち少なくとも5人は、ショートトラックやクロスカントリー、24耐を29erで勝負している。
29インチホイールを履いた究極のレースバイクを目指して、フィッシャーが作り上げたのが、フルカーボン製のSuperflyだ。すでに6年にもなる29er開発の経験と、トレックならではのカーボン設計技術を組み合わせた、大径ホイールの強みを余すことなく体現するスーパー・ハイスピードバイク。一方で、29erプラットフォームにつきまとう難点が、巧みにクリアされている。
ジェネシス2.0ジオメトリーによって、よりクイックなハンドルさばきが労せず可能となっている。フレーム単体としても完成車としても、重量は最大限に抑えられており、成型の自由度が高いカーボン素材を生かしたユニークなチューブシェイプで、フレーム剛性も飛躍的にアップしている。