
ジャパンシリーズ開幕戦、2008年シーズンの幕が上がった。
レース当日の天候は、曇りのち雨。昨年は土砂降り&霧で非常に寒く、視界が悪かった記憶がよみがえる。今回も雨に打たれる覚悟のもと、準備をして会場へ向かった。会場は霧の中だが雨はまだ降っておらず、このまま降らないのか降るのかきわどい感じ。気温は運動するにはちょうどいい温度である。
レースは、予定通りの8周。アメリカのレースでは挑戦者であり、気持ちは高ぶるが何の不安もない。しかしここは日本、勝ちがかかっている。当然ながら緊張が僕を襲う。あまりに緊張するので、気持ちをコントロールしてみる。自分はある意味、優勝を目指す挑戦者なのだと。
スタートの合図に集中し、一気に飛び出す!スタートを先頭できり、若干の間隔を開けながらレースを引っ張っていく。1周目の後半には数名が追いついてきた、というより自分のペースが落ちた。何かが違う。ペダリングがグチャグチャだ。息の上がりは言うほどキツくはないのに、ペースが上がらない。数名のトップグループを間単に見送ってしまった。
2周目も後続集団に抜かれ、3周目も・・・。でもそのなかに、僕に火をつけてくれる存在がいたので、付いて行って抜き返す。そこからはペースが上がりいい感じだ。
でも何かがずれている。4周目のフィードを過ぎ上りきった所で、バイクを降りサドルの位置を修正する。
「レース中に何してるんだ」と思うけど、しょうがない。こうした方が早く走れると確信があったので、30〜40秒ほど止まって再び走り出す。その間に抜き返された選手を追って・・・。
ポジションを直してからぐんぐん走れる。抜かれた選手を抜き返し、さらに前を追う!残りは3、4周。前とは2分近く開いているが、この時点で4位を走っていたので「行ける!」と残りの周回を集中して走る。
トップとの差は縮まっており、前とも1分ちょっと。あと1周!濃く掛かっていた霧が少し冷たい風とともに流れていく。
視界が開けた!気持ちいぃ!そしてラスト!
応援もヒートアップし、足がつったってもぅ関係ない。無理やり動かし、前との差は1分を切ったが、まだ見えてこない。差は縮まるが、ゴールも近づいてくる。そして前の選手をキャッチできないままフィニッシュした。
先週から崩した体調を治しつつ、ろくに練習もできずに臨んだ初戦。でもその気にさせてくれるスタッフと、応援してくれる皆さんのお陰で、気持ちを前へ前へと出すことができた。体調もポジションもバッチリにし、次のレースではHEROになりたい。
たくさんの応援ありがとうございました!!