
今年から新しい会場となったさのさかは、以前のスキー場コースとは違って、フラットなスピードコースになっていた。金曜日から試走に入るも、天気は雨。土曜日も雨で、コースはドロドロのマッドコンディションに。そのため、さらにコースは短くなり、スピードコースと言えるものではなくなってしまった。
レース当日、入念にアップを済ませ、スタートラインに並ぶ。3人目にコールされ、いい位置取りでスタートを待った。
いよいよレースがスタートし、3番手で初めの上りに入っていく。
上りでスピードが少々遅いなと感じながらも、1周目の半分を過ぎるあたりで、2番手に浮上。そのまま次の上りで先頭に立ちトップを走る。
話には聞いていたが、コースはひどいことになっていた。先頭でシングルを下っていたが、バイクを降りる区間がほとんど。急な上りもバイクを押して走ることになり、普通にこぐよりも体力を消耗する。
1周目を終えた時点で、後ろとの差は25秒。2周目半ばにはさらに詰められ、3周目には2番手に下がってしまった。それでもすぐ後ろに付き、先頭交代をくり返していたが、シングルで一瞬ミスをしたときに離れてしまう。それでも、すぐに追いかけたが、差は縮まるどころか広がっていった。
応援に押されながら、今もてる力の全てをこめて必死にペダルを踏む。
ラスト1周、まだ前だけを意識して走った。それは、後ろを気にし始めると焦ってしまうのと、先頭との差を最小限に抑えたかったからだ。それでも、後ろから迫ってきている気配がする。でもあと少し。このまま、このまま!ゴールは近づいてきた。自分の力を出し切ることに集中し、ゴールラインを切る最後の瞬間までペダルを踏み切った。
結果は2位。ゴール後は、悔しい気持ちでいっぱいになった。
久しぶりに力を出し切ったので、気持ちいいものかと思っていたが、まったくそうではなかった。その悔しさは、表彰式でも笑顔を作り出せないほどに心の奥底からにじみ出ていた。
今回の結果を踏まえ、この悔しさをバネに、必ずトップでゴールできるよう精進します。たくさんの応援、ありがとうございました!

2009年